News Letter
3号
シニアネット長崎 Senior Net NAGASAKI
2003.10.5発行
平成15年9月6日広島市において『シニアネットフォーラム 21in広島』が開催され、本会を代表して正会員の本田亘宏さんが 出席されました。 以下は本田さんの報告の抜粋です。このように、 本会は他のシニアネット団体との交流行事にも積極的に参加しています。 |
● 「シニアネットフォーラム21 in広島」に参加して(報告) |
概要 携帯電話の会社ですからPR色の強い内容となっていました。ビデオ紹介では「ユビキタス社会」でのIT機器の将来像が印象的に紹介されていた。 [パネルディスカッション][ワークショップ] この2つはパネリストとワークショップの講師とダブリますので合わせて感想を述べます。 ◎ シニアネットの組織・活動内容は、一つはシニア世代の生き甲斐づくりと社会貢献を目指すもの(ボランティア指向)、もう一つはシニアの経験・能力を活かしてのコミュニティ・ビジネス(ビジネス指向)に大別出来るでしょう。 ◎ ビジネス指向では、度々マスメディアで紹介された「NPO法人シニアSOHO普及サロン・三鷹」でしょう。代表の堀池喜一郎さん(62歳)は慶応OBで日立を定年前に退職して法人を設立し、三鷹市と連携して地域密着型のコミュニティ・ビジネスを推進している。年商5200万円で営利法人に近いようです。三鷹市が情報化に積極的に取り組んでいること、日経パソコンが実施した「e都市ランキング 2003」で全国一位と土壌に恵まれている。(長崎市は284位、大村市381位)それにシニアの人材が豊富なことが成長の源になっているように感じた。事業は、やりたい人が集まり「この指とまれ方式」を取り入れている。 ◎ ボランティア指向の中でも行政と連携して積極的に地域社会に貢献しているネット、例えばNPO法人鎌倉シチズンネット(世代間交流を進めるためシニアを名乗っていない)は、シニアの知恵と経験を活かして市のホームページの観光特に史跡めぐりのコーナーを任せられている。 ◎ その他、吉田敦也さん(徳島大学大楽開放実践センター教授)は二日間に亘りコーディネターを努め、会議を大いに盛り上げられた。実践的で説得力に富んだ発言が印象的であった。 ◎ 会場は、袋町小学校の敷地内にあり地下は駐車場・駐輪場が設けられている。市内中心部の人口減少で市民交流プラザを併設する羨ましい施設であった。市民交流プラザ(5F)のパソコン教室は工夫が施されていた、一つはパソコンの配置をアイランド型(学校形式では無く、4台のパソコンを島型に配置)に配置し講師は二人一組で一人は説明に専念、もう一人はパソコン操作を行う。サポーターは当ネットと同じやり方を採っている。講師・サポーター共揃いのTシャツを着用していた。 ◎ ホスト役のシニアネットひろしまについて ◎ 懇親会の席上で主催者側関係者から九州におけるシニア情報生活アドバイザー制度への理解度が低いので、是非長崎地区でも取り組んで欲しい旨の要請が寄せられました。 平成15年9月20日 |