旅サロン・デジカメ同好会合同 第5回さるく会
9月25日(月)、「第5回さるく会」が開催されました。
今回の「さるく会」は茂木みなと散策(漆喰塀の旧家を眺めつつ)をテーマに「長崎さるく博」の「学さるく」のガイ
ドを務めておられる 森 草一郎様(旅サロン会員)に茂木地区を案内して頂きました。
心配した台風14号は東に逸れ、今回も快晴の青空のもと、朝9時50分までには参加者23名全員が「茂木ま
ちかど茶屋」に集合し、定刻の10時にスタートしました。
まず、スタート地点となっている四十四番札所から茂木フェリーターミナルを通り過ぎ、茂木植物化石層を見学
し、その後通常のさるくコースを回りました。
茂木枇杷の記念碑を見、裳着(もぎ)神社(こんな字とは知らなかった。後に読みやすいように茂木となったとの
こと)を回り、面白い形の石塀(長円やら丸いのやらを組み合わせた)を通り過ぎ、恵比寿様と大黒様の飾り瓦
のある池山邸を見学しながら先に進みました。
大銀杏(裳着神社の大銀杏と夫婦銀杏とのこと)のある玉台寺に登り、ベーカリー「オロン」に立ち寄ると、皆さ
ん張り切ってパンを購入していました。
最後に茂木漁港岸壁を通り、潮見崎観音の144段の石段を登り茂木の街や港を眺め、さるく会を締めくくりま
した。
その後料亭惠美で昼食の後解散しました。
なお、次回は10月16日(月)の「浦上街道」に決まり、これを以って「さるく会」はひとまず休会とすることになり
ました。
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スタート前の説明
「茂木まちかど茶屋」前でガイド役の森 草一郎さんから本日の「さるく会」のルートの説明が行われた。
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四十四番札所
昭和4年、四国八十八ヶ所の各霊場から砂を運び、それぞれ1番札所の砂は1番札所へと埋め、霊所とした。 |
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若菜川
神功皇后がこの地に船を入れ岸から眺めていると、上流から青菜が流れてきたので、「青菜川」と呼ぶようになった。 |
村山等安別邸跡
初代長崎代官の村山等安の別宅の地。現在は茂木郵便局が建っている。 |
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茂木植物化石層
明治12年、スウェーデンの探検家ノルデンショルドが、なんと北極探検の帰りに長崎に立ち寄った際に植物化石層を発見、採集して帰った。日本最古の新生代(約1000万年前)の植物化石群として貴重な地層で、県指定天然記念物となっている。 |
茂木枇杷記念碑
天保弘化(1830年頃)、三浦シヲが長崎代官に奉公中に枇杷をもらい、庭に蒔いたのが起源であるといわれている。
銅像は北村西望作の伊達木仙一翁の胸像。 |
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マキの木
昔の造り酒屋、「湊屋」跡。
閑院の宮織仁殿下手植えのマキの木。 |
民家の石塀
円盤状の石を積んだ珍しい石塀。
カメラマンは石塀だけを撮りたかったのに、モデルのオジサンがなかなか退いてくれなかった。 |
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裳着(もぎ)神社
神功皇后がこの地に上陸したおり、下袴を着替えたことから「裳着」という名が付けられ、その後読みやすいよう「茂木」と改められた。 |
裳着神社の狛犬
「どっちが可愛い?」 |
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一番札所
このように、札所は普通の民家の敷地内に有る。 |
池山邸の屋根瓦
釣竿を持った恵比寿様と大黒様の飾り瓦が両端に置かれている。
また代々、当主の名前に「文」が使われることから、「文」字入りの特注瓦を使用している。 |
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浄土宗 松尾山 玉台寺
茂木地区の菩提寺。大銀杏の樹は樹齢500年くらい、裳着神社と一対で「お宮の銀杏は雄銀杏、お寺の銀杏は雌銀杏」ともいわれており、夫婦銀杏として親しまれている。 |
クラフトベーカリー オロン
「ゲット!!」 |
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クラフトベーカリー オロン
店主の浦川さんと記念のショット!! |
潮見崎観音への144段の石段
これを登り切らないと昼食にありつけない。 |
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潮見崎観音
子授けの観音とはつゆ知らずお参りしている仲間達。 |
潮見崎観音
ここらで一休み。
「疲れたぁ〜」
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潮見崎観音
屋根の上で逆立ちしている狛犬。 |
昼食会
割烹旅館「恵美」で昼食会。 |
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昼食会
これではまるで「お見合い」の席。 |
昼食会
一人でビールを2本も飲んだ女傑さんもいた。 |
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