News Letter  70号

シニアネット長崎 Senior Net NAGASAKI
       
2008.2.6 発行 

19年度第3回研修会
パソコンで確定申告



2月3日(日)節分の日に快晴の中、皆さんの関心の高い確定申告のため、過去最高の70名の
参加を得て、「パソコンで確定申告」の研修会が開かれました

講師は、いつも講習会の講師をしておられる一ノ瀬氏で、もう4年もパソコンで確定申告をしておられる
とのことでした。

パソコンでの確定申告はe-Taxという電子申告と紙に印刷して送付して申告する方法があり、今回は
印刷する方法を主として説明が行われました。

説明は実際にインターネットで国税庁のホームページに接続して、確定申告作成コーナーで、
フォームを利用して行われました。

フォームに必要な入力を行うと、その中で必要な計算がすべて行われ、自分でいちいち計算しなく
ても自動的に計算されるのが良く分かりました。(計算間違い等が無くなる。)

しかし入力を間違えたり、記入位置を間違えると、当然のことながら税額が違ってくるのでくれ
ぐれも入力を間違えないように何度も強調されていました。(結果は保存が可能であるので、
何回もチェックするとともに、昨年の控えと比較する等をすると良いとのこと)

注意すべきことは

1. 今年は所得税が減り、市・県民税が増えるので、あまり喜ばないように。
2. 損害保険控除がなくなり、地震保険控除が新設された。
3. 年金の中に介護保険料を入力するが、自動的に控除欄に反映するので、控除欄には入力し
  ないようにする。
4. 国民健康保険料・国民年金保険料・厚生年金保険料等も控除対象となる。
5. 医療費控除は10万円を超えた分が控除される。
6. 印刷された紙面に必ず印鑑を押印する。
7. 途中で中断又は最終状態を保存するためには「入力を保存する」をクリックしデスクトップ
  等の適当な場所に保存する。
  読み込みは、「確定申告書データ読み取り」をクリックする。
8. 完成したらe-Tax(電子申告)で行うか、印刷して送付するか選択する。

  なおe-Tax(電子申告)を行うには電子署名が必要である。電子署名には住民基本台帳カードに
  電子署名を付加したものと、そのカードを読み取るためのカード読取装置が必要である。
  この場合の注意点は
  @ カードは接触式(旧長崎市)と非接触式が有り、それにあった読取装置にする必要がある。
  A カード読み取り装置を接続する前に、パソコンにドライバソフトをインストールする。
  B クライアント認識ソフトはカードを入れたカード読取装置を接続した状態でインストールする。

            ( 下3枚の画像はクリックしてご覧下さい)

研修会終了後、席を変え懇親会を行いました。

( 写真提供 小原氏 )

            
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