News Letter 115号

       シニアネット長崎 Senior Net NAGASAKI        

2010.4.30発行


 

 

旅サロン・デジカメサロン合同 

音浴と森林浴を愉しむ会

 

4月27日(火)、旅サロン・デジカメサロン合同の「音浴と森林浴を愉しむ会」を開催しました。
この会は、西彼杵半島の西海市大瀬戸町の深い森の中に在る「音浴博物館」で、手回し蓄音機や真空管アンプの造り出すアナログの音に浸り、そのあと、「県民の森」の中で、森林浴を愉しみながら野生のシャクナゲの花を探して歩くという趣で計画されたものです。

前夜から降り続いていた雨も9時頃にはすっかり上がり、日差しが戻ってきました。
9時50分、ナフコ時津店駐車場に集合、幹事から行程や注意事項の説明が有ったのち、9時40分、21名の参加者が9台のマイカーに分乗して連なって出発しました。

最初の目的地は、県民の森東口から北西に5.3kmの深い森の中に在る「音浴博物館」です。
この博物館は、岡山在住の故栗原榮一朗さんがコツコツと集めたSPレコード20,000枚、LPレコード150,000枚に手回しの蓄音機や真空管アンプなどのアナログ再生装置60台を10tonトラック2台に積み込んで移設した博物館で、好きなレコードを手にとって自由に試聴することが出来ます。

当日は、まず体験交流館でいろいろな再生装置から奏でられる音の違いを体験した後、「お富さん」などの懐かしい歌曲を皆で合唱しました。
そのあと、展示館で20,000枚のSPレコード収蔵室や昔の様々な日用雑貨品の数々の展示室を見学し、LPレコード収蔵室で真空管アンプと紙コーンスピーカーの造り出す柔らかで温かいアナログの心に滲み入る音を全身に浴び、清々しい気持ちになって音浴博物館を後にしました。

つぎに、県民の森の「森のつり橋」の近くの「芝生広場」で昼食を摂りました。
春の暖かい日差しが降り注ぐ中、芝生には沢山のスミレが咲いていて、心の静まるひと時でした。
そこから徒歩で「森のつり橋」を見物したあと、再び車で管理事務所の在る「森林館」に引き返し、ここから徒歩で「シャクナゲ団地」に向かいました。

「シャクナゲ団地」のシャクナゲは期待したほど花の数が多くなく、ここは早めに引き上げて、もうひとつのシャクナゲの群生地であるキャンプ場近くの「シャクナゲ谷」に移動しました。

生憎の雨後で足場が悪く、足に自信の有る者だけが急な谷間に向かって下りて行きました。
「シャクナゲ谷」のシャクナゲは「シャクナゲ団地」よりも見応えがあり、やっと目的を果たすことが出来ました。

他の人たちが待っているキャンプ場入り口まで引き返し、全員で記念写真を撮って、3時に現地にて解散しました。

皆さん、お疲れさまでした。

 

 

  

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