News Letter  180号

シニアネット長崎 Senior Net NAGASAKI
                                           
                                                    2013.10.22発行 

第36回展覧会観賞とグルメのツアー




<展覧会観賞>

10月22日(火)に 第36回展覧会観賞とグルメのツアーが開かれました。


今回は、長崎県美術館で開催中の「風の画家 中島潔展」を学芸員の豊田さんの解説入りで観賞しました。 参加者数は23名でした。

この展覧会では、人気画家、中島潔が 5 年の歳月をかけ、 2010 年に京都清水寺成就院に奉納した襖絵 46 面と、代表作 100 点を一堂に展示しています。

「画家人生のすべてをかけた」という襖絵は、壮大なスケールと細密なタッチで見る者を圧倒します。

清水寺でも見ることの出来ない襖絵の本物を直に観ることが出来、感動に満ちた観賞会でした。

<かぐや姫> (2010)( 清水寺成就院第一室襖絵)
日本の代表的な昔話「かぐや姫」を題材とした襖絵で、別れの悲しさを流れるようなタッチで描いています。

< 風の故郷(花別れ・にわか雨・向日葵) > (2010)( 清水寺成就院第二室襖絵)
故郷の春と夏を題材とした襖絵で、やはり別れの悲しさを描いています。

< 風の故郷(紅葉・雪の音) > (2010)( 清水寺成就院第三室襖絵)
故郷の秋と冬を題材とした襖絵で、作者の母親と思われる女性の悲しみの表現は、見る者の心を締め付けます。

< 大漁 > (2010)( 清水寺成就院第四室襖絵)
薄幸の童謡詩人・金子みすゞの「大漁」を題材とした襖絵で、8面の襖いっぱいに描かれた無数の鰯の大群は、見る者を圧倒します。







<食事会>

展覧会観賞会終了後、思案橋のレストラン「夜光杯」に移動して食事会を愉しみました。

この店はホテル・リッチモンドの入口に在り、若い女性に人気の創作和食レストランです。

   
   
   
   
   
                                   ( 写真提供 道下保氏 檜原勇多賀氏)
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